ダウン症を持つ子どもを育てる夫婦の経験談。

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月曜日に小学校の入学式を終えて、いよいよ学校生活が始まった娘。

地域の小学校の支援学級に在籍する娘は、入学式の3日前に式の練習を兼ねて、担任の先生との顔合わせをして頂けるとのことで参加させて頂きましたが・・・

式の練習では完全にフリーズして全く動かず、名前をよばれても返事もせず、もうグダグダのボロボロ・・・

あんなに固まって何もできずにグダグダなのは久しぶりのことだったので、いやぁ〜これはしょっぱなから大変なことになるな・・・
と、お母さん改めて覚悟を決めました。

娘と同じく支援学級在籍となる新一年生は7人。
ダウン症の子は娘だけで、他のお子さんはどのような症状があるのかはまだよくわかりませんが、パッと見ただけでは支援が必要な感じのお子さんには見えない・・・

式の練習の時も娘以外のお子さんは皆、先生の言われた通り名前を呼ばれたらハイと返事をして、椅子から立ち上がるという動きも全く問題なくできていました。

入退場の練習も先生の後ろについて歩くだけなんですが、座り込んで動かない娘・・・

しかも、娘は1年1組で出席番号が1番の為、全てにおいてトップバッター・・・！
娘が止まると後ろが大渋滞（ ; ; ）

今年の1年生は3クラスあり、式では普通級も支援級も関係なく座るので、約100人いる内の1番・・・
困った・・・汗

誰か先にいたら、その子のマネをして何とかなるんじゃないかとも思ったけど・・・

もうこれは当日、覚悟を決めて見守るしかないと・・・

しかし、先生もそんな動かない娘の様子を見てご配慮下さり、式当日は娘と一緒に入退場して、娘の隣に席を設けて下さり一緒に座らせて頂けることになりました。
もし当日動かなければ、とりあえず抱っこしてサササと消え去ろうと・・・汗

で、迎えた入学式当日。
娘の機嫌はまずまずの様子。
前日から降り続いた雨も朝には止んでくれました。
家を出発する前にハイポーズ＾＾

会場となる体育館はこんなに広い。

本番に強い（！？）と信じて・・・
娘と一緒にトップバッターで入場。

恐らく一番先頭だったので、会場の皆さんはお母さんのことを、学校関係者の人が先頭の子と一緒に手をつないで歩いている、くらいに見えていたのではないかと思います。
なので特に違和感もなし（？）ということにしておきます^^;

で、いよいよ名前を呼ばれる場面に・・・
シーンと静まり返った体育館で、一番最初に娘の名前が呼ばれました。
（お母さん、心臓バクバク・・・！）

すると、娘は聞いたこともないような可愛らしい声で「ハイ＾＾」
と、返事をしてイスから立ち上がるではありませんか・・・！

もうお母さん、嬉し過ぎてイスからひっくり返りそうになるくらいビックリしました！！

で、できたやん・・・(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
しかも一番最初で・・・
もうお母さん嬉しくて、娘の顔が見えないくらい涙が溢れました。

もうその後はホッとしたのと脱力と空腹であまりよく覚えていません-_-b

練習の時にあまりにもグダグダだったので、担任の先生もこりゃ大変だなと、きっと思われたことだと思います。

まだこれからがスタートですが、最初に大変だと思って頂いた方が何かと気にかけて頂けるんじゃないかなということで・・・^^;

とにかく無事に終えることができた入学式。

娘よ、入学おめでとう！
ボチボチ頑張ろうね＾＾